「初心者向け」プログラミングの写経は意味があるの? メリットやデメリットやり方を解説します!
プログラミングの写経って知っていますか?
どうもゆうゆるです!
プログラミングの学習方法の一つとして、写経というものがあります。
今回はこの写経についてメリットやデメリット、意味があるのかなどを説明していきます!
目次
プログラミングの写経とは
写経といえば仏教のことを想像すると思います。
写経とは、仏教の経典を書き写すことなのですが、プログラミングにおける写経も同じようなものです。
Webや、参考書などに載っているサンプルコードを、テキストエディターに書き写して(タイピング)何度も復習することです!
どちらかというと、漢字を覚えるときにたくさん書いて覚える感じに似ています。
書き写すだけだから簡単に覚えられていいと思うかもしれませんが、これをするときには注意点があります。
この注意点を守らないと写経は意味のないものになってしまいます。
写経の注意点
写経は、プログラミングの基礎が分かっていないと、写経をしても意味がないんです。
例えば、見たことのない外国の言葉を書くだけで覚えられないですよね。
構成や、単語の意味が多少は分かっていないと覚えられないはずです。
何も内容が分かっていないものをただただタイピングして写しているだけになり、ただのタイピング練習に過ぎないものになってしまうのです…
なので、写経を使って勉強できるようになるには、まずは、プログラミングの基礎を学ばないといけません。
注意してください。
※一つ言語を習得すると、次に学ぶ言語の構文や変数などは簡単に分かるようになります。
というか大体、同じものもあります。
でもそれぞれ書き方はちがいます。
書き方は、写経することで学習することができます。
写経をするメリットとは?
先程いったように、プログラミングの基礎が分かっていないとやる意味がないです。
ですが、プログラミングの基礎を覚えた人には、様々なメリットがあります。
デバッグの知識が学べる
自分でコードを書いているのでタイプミスがあったり、大文字のところを小文字にしてしまったりなどいろいろなミスが出てきます。
それにより、エラーが出ると思います。
解決するには、どこからエラーが出ているかを調べて、修正しないといけません。
サンプルコードをコピペしているだけではこんなことは起きませんよね。
ですが、デバッグのやり方を経験していると、自分でプログラムを書くときにエラーの出ているところなどを瞬時に判断でき効率的に作業を進められると思います。
デバッグの知識はいずれ必要になってくるのでこのタイミングで学んでおくと楽になりますよ!
関数が覚えられる
先日のブログで、「初心者の覚えなきゃ」と思って挫折してしまうことで一番多いのは、関数を全て覚えようとして挫折してしまう人だといいました。
関数は、非常にたくさんあり、今使いたいものをその都度、調べればいいのですが…
ある程度、よく使う関数は覚えておいた方がいいです。(効率化のため)
それが、この写経を使うと何回も同じ関数を使うことになるのでさすがに覚えてくると思います。
これでよく使う関数は記憶しちゃいましょう!
プログラムの書き方
先程、注意点のところで、基礎が分かっていないと写経をする意味がないといいました。
その基礎というのは、例えば変数や、if文、for文などの知識があり、その意味が分かるということです。
例えば、if文だったら「条件分岐のために使う」などですね!
プログラムの書き方はプログラミング言語によって違ってきます。
name = "ゆうゆる" #変数に代入
print(name) #変数の内容を表示
name = "ゆうゆる"
puts name
こんな感じです。
どちらも、「name」という変数に「ゆうゆる」を代入して、出力しています。
書き方はちがいますが、やっている内容としては同じです。
覚えるべきは、書き方ではなく、やっている内容です。
書き方は写経で学習できます。
これくらいが、メリットですね!
次はデメリットを説明していきます!
デメリット
次はデメリットの解説です。
プログラミング未経験の方は意味がない
こちらは先程からずっと言っていることですが、プログラミングの基礎が分かっていないと写経をする意味がありません。
なので、未経験だというかたはまず、参考書を購入することをおすすめします!
参考書には、もちろん写経できる参考コードが含まれていますし、プログラミングの基礎を学習することもできます。
まずはこれでプログラミングの基礎について学んでから、写経しましょう!
モチベーションの維持が難しい
同じことを繰り返して学習していくので、最初は自分でコードを書き動かしたという感動があると思いますが、二回目以降は、どんどん感動が薄くなっていってしまいます。
でも、最低3、4回は復習しないと完全に覚えることができません。
例えると、漢字を覚えるときのことです。
漢字を覚えるときは最低でも2、3回はやらないと覚えられません。
最初はいいけど2回目以降からはやる気がなくなっていくそんな感じです!
モチベーション維持に一番いいのは、人から聞いて学習する方法ですね。
独学でするのには、モチベーションの維持が大変です。
なので、部活の先輩や、職場の先輩などに聞きながらしていくのがいいと思います!
詳しい方がいない場合はプログラミングスクールに通ってみるなどもおすすめの方法です。
これくらいがデメリットです。
まとめ
今回のまとめは、
未経験の方には意味がない
ということです!
未経験だというかたは、まずは書籍を買うか、スクールに通うかをしましょう。
(私は書籍がおすすめです)
それぞれの特徴は
書籍
書籍だと、少ないお金で買うことができ分かりやすいものも多くあります。
ですが分からないところが出たら、人に聞くということができません。そこはデメリットとです。
スクール
次に、スクールは、エンジニアから教えてもらうので分からないところはしっかり分かるように何度も説明してくれると思うのでわからないところでてこないと思います。
ですがお金が高いです…
これはまあしょうがないと思います。
挫折したくないというかたにはいいかもです。
つまり、お金がある方はスクール
そこまでない方は書籍ということです。
書籍だけでもしっかり学ぶことはできます。お金がそこまでない方も安心してください。
最後に
一番いい学習方法としておすすめなのはスクールに通ったり、先輩から習ったりする人から習うことです。
ですが身近にプログラミングが得意な方がいなかったり、お金がたくさんかかったりで、少し難しいです。
なのでおすすめの方法として、書籍をかって写経することです。